以前同じタイトルで小説家になろうの作品をピックアップしました。
今回はそれの第2弾です。
完結済・女性向け・恋愛ありの小説家になろうで読める作品を6作紹介します。
以前の記事が気になる方はこちらからご確認ください。
死に戻りの魔法学校生活を、元恋人とプロローグから (※ただし好感度はゼロ)
あらすじ
何度でも君に会いにいく。気が遠くなるほどの時を超えて、何度でも――。
魔法学校に通う17歳のオリアナは、ある日恋人のヴィンセントと共に原因不明の死を迎える。
Amazon商品ページより
死ぬ前の記憶を持ったまま、7歳の姿に死に戻ったオリアナ。
愛しい恋人との再会を夢見ながら幾年を過ごし、やっと再会するも、
彼はオリアナのことを何も覚えていなくて……。
めちゃくちゃ好きな作品です!
以前こちらでも紹介した「どうも、好きな人に惚れ薬を依頼された魔女です。」と同じ作家さんです。
こちらの作家さんは、女の子がとても頑張るいい子な印象なところが好印象。
男の子は、もちろんかっこいいのですが、それでもあまりに美化されたキャラクターではなく、等身大の純粋なキャラクターなことが多くて読んでいて心地いいです。
恋人だった男の子に自分のことを忘れられているヒロイン。
一生懸命守ろうと頑張る姿がいじらしくて切なくて・・・。
ぜひ読んでみてほしい作品です。
道果ての向こうの光
あらすじ
――残酷な奇跡に、私はなにをのこせるだろう。
Amazon商品ページより
平凡な町娘だったユーナの日常は唐突に失われた。
真っ白い空間で出会った正体不明の「光」に請われるがまま、「聖女」の身体に入って生活することになってしまったユーナを待っていたものは、「聖女」の婚約者、神聖騎士アシュートの思いがけない侮蔑のまなざしと、侍女たちの努めて無感動な表情、そして、王宮をつつむ張りつめた空気であった。
わけもわからず混乱のまま、それでもなんとかやっていこうと決意するユーナであったが、ある夜、螺旋階段の奥に潜む「聖女」の罪を知り……!?
こちらは転生ものですが、嫌われ者に転生するところからはじまります。
最初からみんなに嫌われている状態からスタートする物語なため、少し読んでいて辛い気持ちになります。
でもなぜ嫌われているのか、なぜ嫌われるような女性になったのかという疑問を解いていく、謎解きのような楽しみ方ができます。
そして嫌われているはずのヒーローと少しずつ距離が近くなっていく様子が読んでいて心がぎゅっとなります。
ステキな作品ですので、今回おすすめに入れてみました。
指輪の選んだ婚約者
あらすじ
社交や恋愛に興味がなく、刺繍だけをして生きていたい伯爵令嬢のアウローラ。
Amazon商品ページより
今日も夜会で壁の花になっていた彼女にぶつかってきたのは、ひとつの指輪。
そして、”氷の貴公子”と名高い美貌の近衛騎士・クラヴィス次期侯爵の「私はこの人を妻にする!」というとんでもない宣言で……!?
こちらは溺愛者にも近いでしょうか。
とってもほのぼの優しいお話です。
刺繍があれば幸せだったヒロインが、ひょんなことから美貌の騎士様と関わって、人間関係に右往左往するところが可愛らしく感じます。
終始登場人物が可愛らしいので、読んでいて癒される作品です。
のんびり、ほのぼの、癒しを求めている人にぴったりのお話です。
魔法使いの婚約者
あらすじ
現世で事故に巻き込まれ、剣と魔法の世界に転生してしまった私。
Amazon商品ページより
新しい世界で一緒にいてくれたのは、愛想はないが強大な魔力を持つ、絶世の美少年・エギエディルズだった。
だが、心を通わせていたはずの幼なじみは、王宮筆頭魔法使いとして魔王討伐に旅立つことになってしまい――。
一番ありがちな、勇者様とのハッピーエンドではないところが魅力です。
美しいけど愛想のない魔法使のヒーローとの、心を通わせていく過程を楽しむ物語です。
ヒーローが無愛想なため、何を考えているのかよくわかりません。
自分が婚約者じゃないほうがいいのでは・・・?
そう考えてしまうヒロインに切なくなります。
そんな切なさを感じつつ、最後には幸せな結末が用意されているので、安心して読んでいくことができます。
長靴をはいた侍女
あらすじ
雨の日は、好きだ。
小説家になろうあらすじより
下っ端侍女のロニは、雨が降るたびにそう思う。
ロニには、雨の日に仕事があった。
彼女の仕えているお嬢様の手紙を、とある屋敷にお届けするという大切な仕事が。
雨降る花の都を長靴で歩くロニの、小さな恋物語。
こちらは7話で完結するとっても短いお話です。
コンパクトに恋愛小説を楽しみたいときにおすすめです。
お仕えするお嬢様を幸せにするための行動が、いつしか自分の恋愛にも発展していきます。
下っ端侍女というキャラクター設定がいい味を出しており、少しめずらしい平民の女子の恋愛模様が楽しめます。
雨の日を心待ちにするキャラクターたちの心情が、天気の情景を読み手に連想させることで美しく感じます。
時間がない中で恋愛小説を楽しみたい時におすすめです。
前世、弟子に殺された魔女ですが、呪われた弟子に会いに行きます
あらすじ
弟子に殺され、200年後の世界に生まれ変わった祝福の魔女アリシア。
Amazon商品ページより
弟子のヴィンセントは、祝福の魔女アリシアの呪いで不老不死になっていて……えっ!?
死の間際までヴィンセントの幸せを願ってはいたけれど、呪いなんてかけてません!
呪いを解くため、ヴィンセントに会いに行ったはいいけれど、姿かたちの変わったアリシアに全く心を開いてくれなくて……。
これは「好感度上げ作戦決行」です!!
こちらもとっても切ないお話です。
夜に読んだせいか、読みながら終始涙がとまりませんでした。
幸せになってほしいと願った相手が、自分のせいで呪われているらしいと聞き、その呪いを解くために転生した姿で会いに行きます。
ヒーローは前世の自分をずっと忘れずにいてくれたようで、嬉しくもあり、悲しくもあり・・・。
二人とも幸せになってほしいと、読んでいる間中願ってしまいます。
味のあるキャラクターがサポート役として存在しているのも嬉しいポイントです。
おわりに
お気に入りのなろう小説を6作紹介しました。
いかがでしたでしょうか。
もしこの記事から楽しい小説を見つけていただけたら嬉しいです。
以前の記事か気になる方はこちらをご覧ください。
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